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20cmキューブ水槽いじりなどをメインにパソいじりも少々。


by idecchio

改造ママチャリSUITTOで行く 初キャンプツーリング その1

今、チャリにはまっている。
猛烈にはまっている。
そしてキャンプしたいなとか思っていた。
「いつやるの?今でしょ」 ということで3連休を機に実行にうつした。
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神奈川県の湘南エリアをスタートし、山梨県の山中湖まであと15kmという距離の道志の森キャンプ場までの往復147kmの旅。「バイク」でキャンプツーリングした人のブログを見て触発されたのである。
なんちゃってクロスバイクのママチャリであるGIANTのSUITTO 2012モデルを改造したものを使いキャンプツーリングしたのである。
タイヤを細くし(後に過ちだと気づく)、ハンドルにバーエンドを取り付け、無駄に格好良いバーテープを貼り統一感を損ね、十分軽量な泥除けを外しフレームを油ギッシュな砂で汚し、リヤキャリアを取り付けサイドバッグを取り付けたヤバい自転車をこいだ。

続きはMoreにて



まずは何を持っていったかだけど、いろいろなブログを読んで事前の下調べをした。
ただ思いのほかお金がかかるし、しかも自転車だけに重さと楽しさを両立する為の選定に時間がかかった。
これを仕事が終わってから考えたりアマゾンやヨドバシカメラネットショップで購入したりするのがしんどかった。

先週なんかは、自分にチャリで遠出が可能かどうかシミュレーションとしてサイドバッグに洋服やら何やらを詰め込んでの宮ヶ瀬ダム日帰りツーリングに行ったりもした。

連休直前にシュラフ(寝袋)やらコッヘル(お料理セット)、ガスバーナーなどの選定をしたのだが天下のアマゾンプライムでもチャリ旅行当日に間に合わないことが分かり急遽、会社帰りに好日山荘に立ち寄り閉店15分前に購入したりもした。あれのせいで正直、心労を煩い体の調子も悪くなり気持ち悪くなったりした。
余裕は大事です。
ちなみにこのストレスのせいで極悪な鳴き声を発するカモシカが庭に現れて窓一枚はさんでにらみ合いをした謎の悪夢まで見たのであった。
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朝は、最後までシュラフやその下に敷くエアマットの詰め込みに時間がかかると見込み4時半起きだった。
普段はこんなに早くは200%起きられないが起きた。起きられた。
荷掛けロープを使い無理くりその二つをキャリアの上部にくくりつけ、それ以外のものは貴重品以外、全て左右のサイドバッグに詰め込んだ。
確か出発は5時15分くらいだったと思う。
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しばらく北に向けて走ると七沢と呼ばれるエリアが出てくる。
ここはすばらしくのどかでキレイな場所だった。ここまでは平地が多く日帰りでのサイクリングにもオススメ。
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自転車を撮り続けるのにはまっている自分。 ドリンクホルダーが地味に最強なアイテム。
3時間半くらい自転車をこぎ続け、ようやく宮ヶ瀬ダムにたどり着く。その間、強烈にきつい坂がありなんどか自転車を押して歩いた。朝早くにもかかわらず何台かスポーツバイクの人たちが気合で坂を登っていた。
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宮ヶ瀬ダムはいつ来ても気持ちの良い場所だ。何よりこの達成感が良い。また行きたいと思う。
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途中、途中大きな橋があるのだがその上から下を見下ろすと別の道があることが分かる。
ただこの道は何がきっかけかは分からないが、土砂で完全に破壊されおそらく通行止めになってしまっている。これをみるとこの橋自体も大丈夫なのか心配になる。
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にしてもダムは気持ちの良いところだ。
カメラはかさばるのが嫌だったのでPentax Q10 と短焦点レンズ一本のみ。
正直、ファインダーがないから構図もまぶしくて分からないし専用フジツボ方フードをしていても逆光耐性が悪くフレアがでまくりでもっと良いコンデジないんかなと思う。まぁかわいいから我慢するけど。
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おそらく日が昇りつつあり熱膨張のせいかも知れないが、時折、橋が妙な金属音を鳴らすので怖くなり先を急ぐ。
しばらく走ると宮ヶ瀬ビジターセンターと呼ばれる場所に着いた。
いろいろと食べ物屋などが並び、楽しい場所だ。だが、朝なのでどこも閉まっている。
トイレは使えるのでバイクや車、自転車で朝から来ている人は皆ここでトイレを済ましたり、ベンチで一休みし
たりしている。気持ちの良い時間と場所だ。
自分もここで15分くらいは休んだと思う。
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ここでちょっとだけ装備について語ろう。
キャットアイというメーカーのサイクルコンピューター(ハンドルバーについている液晶画面のようなもの)と呼ばれるものを購入したがこれは本当に良い買い物だった。現在時刻や走行距離、走行速度が表示されてひたすら走っていても暇にならずに済む。おすすめする。
またオージーケーカブトというメーカーの5000円くらいの安いヘルメット。これもなかなか良い。穴が開いており暑くならずしかもむっちゃ軽い。なんとなく車道を走っているときの安心感が違うしこれをかぶっているせいか格好良いロードバイクに乗ったサイクリストたちが挨拶をしてきてくれる。(この過積載でダム登っているのが見た目にやばいせいかも知れないが)
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後ろにはドイターというメーカーのサイドバッグをつけている。左右セットで9000円くらいだ。片方にはテントとアルミ椅子。もう片方にはバーナーや食器、着替えなどを詰め込んでいる。このサイドバッグは上下にフックがついておりそのフックをリヤキャリアに引っ掛けて取り付ける仕組みだ。防水性能は無いため、雨が降ったらビニール袋を上からかぶせるか山岳ショップで売られているザックカバーと呼ばれるものをかぶせると良いと思う。ビニールは前回、使用したがなかなか貧相な感じをかもしだし狙ってはいなかったが盗難対策に良いと感じた。真上にある黄色い袋は寝袋が入っているのだが、そのままだと防水対策がされていないため、スタッフバッグと呼ばれる防水バッグに入れてある。



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しばらく先に進む。
鳥居原ふれあいの館という場所に着く。休日だけなのか知らないが朝からフリーマーケットをやっていて出来立てのアンパンなどが売られていた。 上から宮ヶ瀬湖を見下ろすこともでき、のどか。
バイクのライダーさんがたくさんいてここはどうやらバイクの聖地的な感じなのか。
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少し坂を下るとキレイな小川がありまた和んでしまった。
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このあと地獄のような坂があり気合で上りきると平地がつづく。
道志道なのか?山梨県っぽいところに来てしまった。
山が変な感じに段々に彫られている。なんだこれは。
後で気づいたがどうもこれはお墓などの石や彫刻に使われる石を切り出していたんじゃないかな。
自然をぶち壊してまで行う人間の業。そしてそれのお世話になっている自分。なんか複雑な気持ちである。
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先をぐいぐいと進むとコンビニがある。
すごい。多数のバイカー、家族連れの車、スポーツサイクリストいろんな人たちが、トイレ待ちの列を成す。
このあたりで気さくなおじさんの自転車マンに声をかけられ軽いお話をしたところこの方は町田のほうから来たそうでがんばってるなぁと思った。日帰りだそうだ。行き先は行けるところまで(格好良い)。自分としても励みになりやる気がでた。やっぱり一人でもくもくと走ってると寂しくなるものだ。お話すると元気がでる。
お互いそうだったのかもしれない。変な自転車だとお話のきっかけになって良かったのかも知れない。
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続きはその2で語ろうと思う。
by idecchio | 2013-09-23 19:26 | 自転車旅